ここは渡良瀬桐生学園。
そのむかーしそのむかし。
この学園にて、それはそれはたいそー教員による学生の虐待が横行したそーな。

おかげさまで学生と教員は激しく対立しまくり
血で血を洗うような激しい抗争の日々が続きまくり
その争いはいつ果てるとも無く繰り返されたそーな。

ほいでそれを憂いた理事ちょーせんせが
俺もうイイやもうヤケクソだ。
こうなったら学生諸君に教員を排斥する権利と権力をあげちゃうもん。
他にもイロイロセットであげちゃうもん。
もうイイ俺知らねーー、お前ら勝手にしろよー。
ザケんじゃねーーよ、ばーーろーーばーーろーー。理事ちょーナメんなごるぁっ。

………と、その理事ちょーせんせはご隠居なされたそーな。

けどそのままだとさすがにヤベんじゃね？
と考えた学生諸君は、その権利を生徒会に委託することに相成りました。
ついでに学内の学食のオバちゃんから用務員さま含めて、
学内の３分の２以上の賛同がなきゃダメーってのも付け足しよりました。
おかげさまですっかり安泰、まるまる学生と教員の対立は丸まりまくったわけです。

このお話はそんなちょっぴりイカレた学園で
若干クレイジーかつ破天荒でラ王よろしく我が道をゆく一人の少年が
メチャちっちゃいことを動機にして
生徒会長になって学園を支配するなんて、アホなことマジで野望して生徒会選挙を突き進む。
そんなお話だったりしなかったりします。